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寺田建築の家づくり
2021.11.18
細部にこだわり、落ち着きの和空間を|〜オンリーワンの本格注文住宅を〜袋井の工務店「寺田建築」
こんにちは、寺田建築です。
最近は和室を設けない間取りも増えていますが、落ち着きある和の空間を求められる方も当然いらっしゃいます。
今回は、細部までこだわりぬいた上質の和風建築をご紹介します。
■職人による塗り壁
伝統的なつくりの和室。
壁は左官職人による塗り壁「聚楽壁(じゅらくかべ)」です。
聚楽壁は古くから日本家屋に使われてきた伝統的な塗り壁。
もともとは京都西陣にある聚楽第跡地付近で産出した「聚楽土」を使っていたようです。
茶室などにも使われる格調高い雰囲気が魅力で、着色剤を混ぜることで様々な風合いを演出することもできます。
耐火性、調湿性にも優れた塗り壁です。
移り変わる四季の景色を楽しむ雪見障子に、淡い光を取り込む源氏襖(ふすま)も素敵ですね。
■意匠性の高い和の空間
下駄箱には舞良戸(まいらど)を。
舞良戸は、板を張り横に舞良子(まいらこ)と呼ばれる桟(さん)を細かい間隔で入れた引き違い戸で、神社やお寺、古民家などに使われてきた伝統的な建具です。
小上がりを利用して掘りごたつにした畳空間。
耳付きのカウンターは杉の無垢板を使用しました。
織物調の天井クロスに琉球畳と、少し遊び心を加えた和の空間で、くつろぎのひとときを。
お施主さまはここで晩酌を楽しまれるようです。
和の趣、風情を味わう家も寺田建築にお任せください。