スタッフブログ
寺田建築の家づくり
2021.09.28
耐久性の高い家のために|〜オンリーワンの本格注文住宅を〜袋井の工務店「寺田建築」
こんにちは、寺田建築です。
快適な暮らしを維持するためには、建物の耐久性を高めることが大切です。
理想は必要最低限のメンテナンスでいつまでも不具合なく暮らせる家。
寺田建築はリフォームも行っており、これまで他社が建てた多くの家の外壁・屋根を施工してきました。
何年も経過した家はどこが劣化しているのか把握しているからこそ、新築時はリスクを減らして耐久性の高い家を建てることができます。
■外壁施工時の注意点
外壁に雨が浸入すると、湿気により木が腐食するなど建物の耐久性は一気に低下してしまいます。
屋根ばかりでなく外壁からも起こる雨漏りを防ぐため、外壁の確実な塗装は必須です。
塗り替えの場合、まずは高圧洗浄機で外壁をきれいに洗うのですが、このときにわかるのがコーキング(※)の甘い箇所や劣化が特にひどい場所。
建物形状や日当たりによって、外壁施工時はどこに重点を置くべきかわかるのはもちろん、状態を悪くする原因(接着剤不足、充填剤の厚み不足など)も見てきているため、新築時には万全の施工をすることができます。
※外壁材同士にできるすき間を埋めるための充填剤を入れること
■エアコンの設置工事に注意
新築時の雨対策がバッチリでも、盲点なのがエアコンの設置工事です。
外壁については何重にも防水をしていますが、雨が入りやすいのがエアコンのダクト部分。
引き渡し後にご自身で設置業者に依頼された場合、防水の専門家ではない業者が外壁に穴を開けてしまう可能性もあります。
後から外壁に穴を開ける場合、処理が不十分だと穴から雨が浸入して外壁がダメージを受けてしまうことも。
穴の開け方によっては当然、気密性・断熱性にも影響します。
重要なのは新築時に建物の躯体を熟知した業者の手で処理しておくこと。
エアコン、室外機の設置位置はあらかじめ決めておき、新築工事の段階でエアコン配管用スリーブを設置しておくことが建物の耐久性にもつながります。
次回は屋根と雨の関係についてお伝えします。