スタッフブログ
寺田建築の家づくり
2020.04.09
家づくりで大切な木の選び方|〜オンリーワンの本格注文住宅を〜袋井の工務店「寺田建築」
こんにちは、寺田建築です。
質の高い家づくりには、良い材料を正しく使うノウハウも欠かせません。
木造住宅を建てる上で、木の選び方、使い方、仕入れの方法などは非常に重要な要素です。
寺田建築が重視するのは地元産の木を使うこと。
地元で育った木を地元の製材所で製材し、納入してもらいます。
海外で採れて海外で製材した材料であれば、もっとコストを抑えることは可能です。
海外の材料はやわらかくて、施工性が悪くないのも事実。
コストを重視した家を建てるには、有効でしょう。
ただ、耐久性には大きな違いがあります。
すぐに反ってしまう、割れてしまうなど、トラブルが起こりやすいのも海外の材料の特徴です。
品質の差は思っている以上に大きく、たとえコストが高くても、私たちに地元産の木を使わないという選択はないのです。
コストの圧縮だけ追い求めた家に使われた材料は、きっとそれなりのものなのです。
実際の現場では、材料となる木を正しく使うことが求められます。
木には上下があり、建材として使う場合も生えていた自然の状態と同じ、根の側が下にある方が長持ちするといわれています。
製材して納入されるため、一見上下の区別はつきませんが、本物の職人であれば節などを見てわかるはず。
気付かずに上下逆に施工してしまう、節を隠すために上下逆にする(現状裏に隠れる)など、職人のプライドにかけて許せないはずです。
寺田建築では、材料仕入れにおいてもこだわりがあります。
下地材はすぐに納入するのではなく、一定期間乾燥させることで品質が安定します。
そのため寺田建築では、信頼のおける特定の製材所の材料を一定数確保し、材木屋で乾燥してから納入という流れを構築。
質の高い家を建てるにふさわしい状態の材料のみを使用しています。
大工職人がいい仕事をするためにも、木の選び方、使い方、仕入れの方法は大切です。